「社会化」≠どんな犬とも仲良く

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    まず先にお伝えしておきたいことがあります。

     

    犬の「社会化」=「どんな犬とも仲良くできるようにすること」ではありません。

     

    「社会化」という言葉はだいぶ広まってきましたが、「社会化」ってなに?というところを上記のように誤解されている方が意外と多いように感じています。

     

     

    「社会化」とは、社会の中のいろいろなモノ・コトに慣らして、社会の一員としてふさわしい振る舞いができるようになること。

    いちいち驚いたり怖がったり、変に興奮することなく、平常心を保つためのベースを育むことが目的です。

    心の安定は幸せな暮らしに直結します。

    みなさんのわんちゃんは人間社会で暮らしているわけですから、「犬」は慣らすべきたくさんのモノの中の1つに過ぎず、「社会化トレーニング」のすべてではありません。

     

     

    社会化のために他の犬と少しでも多く会わせなくちゃ!と思っているなら、いやいやちょっと待って〜。

    慣らすためだ!と、その対象にただ「さらす」ことをしていると、むしろますます苦手になったり、困った行動につながるリスクがあるんです。

     

    お散歩で犬を見かけたら挨拶させるために必ず近寄る、犬が多く集まるドッグランに通う、それらは望ましい社会化トレーニングとは言えません。

     

    特に既に他犬が苦手になっているわんちゃんの場合は、吠えかかりや攻撃的な行動を助長してしまう可能性があります。

    自分の安心のために必要な「相手との距離」を確保するために必死になってしまうのです。

     

    と、ここまでは他犬が苦手なわんちゃんの場合。

     

     

    実は、犬好きと思われているわんちゃんも同様です。

    お散歩中に犬を見れば近寄りたくてグイグイ、ワンワン。

    無遠慮に突進して、相手の子が嫌がっているのもお構いなしで、しつこくお尻を嗅いだり、飛びついたり…。

    これもまた、気持ちのコントロールが取れている状態とは言えませんよね。

    相手によっては思わぬ事故につながることもあるかもしれません。

     

     

    他犬に対して、ネガティブな気持ちにせよ、ポジティブな気持ちにせよ、過剰に反応するようになってしまっているとしたら、「他犬に会った時にどうするか」を考え直してみるとき。

    今までやってきたことは本当に役立っていますか?

    自分が思い描く理想の姿に近づいているでしょうか?

     

     

     

     

     

     

    他の犬と仲良くさせなくちゃいけない、という思い込みに縛られないでください。

    仲良くできなくても、その子は「悪い子」ではありません。
    たとえ犬のお友達がいなくても、飼い主さんが良き家族、友達、パートナーであれば、わんちゃんは幸せです。

    可哀想だなんて決めつけないでくださいね。

     

     

     


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